これまでプレイオンワーズでは、結婚式の挙式引き出物用のオリジナル手ぬぐいをいくつか手がけてまいりました。
(◀を含む、これまでのデザインはこちら)
SHOPさんとのコラボもの、イベントにあわせた特注デザインなど沢山のご注文をいただき、楽しいデザインをさせていただく機会が増えてきています。
その度ご注文いただく方と相談に相談を重ねて完成していくその過程は、いつも出口の見えない楽しい迷路をウロウロするような感じ、といった気分で、「出口が見えた!」という瞬間の喜びによって、それまでの不安がスウっとひいてしまいます。
ご注文主様のリクエスト、テーマ、雰囲気、すべてがヒントとなって生まれてくるアイデアやデザイン。
二度と同じイメージは生まれてこないだけに、毎回新鮮な気持ちで取り組んでいます!
半年?いや、一年前から?時間をかけて取り組んできたオリジナルデザインの手ぬぐいがひとつ、
この夏に出来上がりました。
ご依頼主はコピーライターの吉永真由美さん。
好きなものを通じて、コトバのお仕事が磨かれていく、そんな筋の通った姿勢が感じられる吉永さんとは、お着物好きがご縁で昔から仲良し。play on wordsのカタログつくりなどでもお世話になりました。
着物、オイシイもの、旅、、、など、いつもトピックは尽きずに話に花が咲く私達。
好奇心の種をいつも心に、幅広い世界にアンテナを張り続けていきたいもの!
さて、おしゃべりに花を咲かせる事とデザインに落としこむことはだいぶ手間が異なり(^^;)、
季節の移ろいを感じながらの完成となりました。
幾つかのアイデアの中から相談を重ねてブラッシュアップしていく過程で、自然とそのタイトルも浮かび上がってきたのでした。
「四季のしま」
たたみ方で季節がドラマティックに変化
する「四季のしま」。春、夏、秋、冬…。
“色”と“縞”で感じる四季折々のうつりゆく
気配を、どうぞ一枚くらしの中に。
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畳み方で冬から春へ、夏へ、そして秋、と雰囲気が変わるのも、縦に長い手ぬぐいならではのお楽しみ。
日本の四季を感じさせるその縞に、
列島の島を重ねました。
渋くなりすぎずに、でもPOPにもなりすぎないように・・・という絶妙な配色には、他分野にわたる興味を色で表現しています。
カラフルな色のあいだあいだにグレーを入れる事で、カラーが引き立ちました。
下にポツリとついているのは、トレードマークにしている「つらの皮梅」をアレンジしたオリジナルの紋。篆刻を入れたような、ピリッと締まった雰囲気に。
※こちらの手ぬぐいは個人でのオーダーデザイン商品のため、一般販売はしておりません。ご了承下さい。
▲栄養士さん向けの、医療と食についての専門誌「ヘルスケア・レストラン」に毎号連載のコラム内でも、オリジナル手拭いについてご紹介いただきました。
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play on wordsでは、100枚からオリジナルデザインの注文も承っています。