クレーター和紙の新しい魅力―羊のカードできました!



「ポーラーフレンズ」手ぬぐいにセットされている「メッセージタグ」でも使用している和紙、クレーター紙を使って、この冬の新しい和紙ジャポネを作りました。


このクレーター紙、近づいて良くみると、とてもボコボコとしていて、本当にクレーターのような風合いがあるのです。


羊のモコモコとした感触を表現出来そう!とピンときたので、今回はこちらの和紙に活版印刷で羊の顔を印刷。

黒い顔のサフォーク種(^^)。


ハガキサイズの台紙に留めてあるので、クルリと回して、下にメッセージを書いて贈り物に添えてみては如何でしょうか。




クレーター紙とあわせて実はひそかな贅沢は、このきれいな若草色の台紙!

こちらは伊予の「風干し楮(こうぞ)紙」を使用しています。

通常のフラットで綺麗な仕上がりの紙に比べると、かなり波打っていたり混じりけがあったりとニュアンスがあるのですが、これは板や乾燥台の上で干したのではなく、洗濯物の用に一枚ずつ吊るして干しているからこそ生まれる風合いなのです。

こちらの和紙を作った職人さんは、残念ながら他界されてしまったそうなのですが、なかなかこの風合いを再現出来る方がいないのだとか。。。職人技というのは個人の技術に寄る部分も大きいのですね。


まるで草原の上に羊がふわりと乗っているような、そんなコンビネーションをお楽しみいただけましたら

嬉しいです。


12/16(火)〜gallery cadoccoの「クリスマスマルシェ」にて販売開始します。

正面向き、横向きの二種類あり。トレーシングペーパー製の封筒付き。