『HOOVES COFFEE』のHOOVESとは、ヒヅメのこと。
馬蹄がシンボルマーク、正面を向いた牛をモチーフにした、シンプルなアイテムをお届けします。
この架空のカフェで提供するのは
■ブラックコーヒ―
■カフェ・オ・レ
■フレイバー・ブラックコーヒ―
■ハニー・ミルク
■エスプレッソ
それぞれの味にあわせて、牛の色が変わったり、尻尾におめかしが付いたり。
牛を指差しながら注文してもらえるようなメニュー表も、そのうち作ってしまおうかしら(笑)
この企画は、何年も前から温めていたアイデアが実ったデザイン。裏話を少々。。。
実はこの牛のイラストのオリジナル図案は、私の祖父幡谷正明による絵でした。
お、おじいちゃん、絵描きさん?
と思われるかもしれませんが、絵描きが専門ではなく、獣医畜産学を専門にしていた学者でした。
獣医学の中でも、蹄のある大型動物を専門にしていて、戦後の物資不足の中で奮闘しながら牛の手術をしたエピソードや、当時日本よりもはるかに医学の進んだ欧米の研究室を訪れた際の驚きや努力などは、いつも興味深く、飽きる事がありませんでした。
もう何年も前に故人となってしまいましたが、その後書斎の掃除をしていた時に出てきたのが、膨大な数の論文の草稿や挿画の下絵。それまできちんと目を通す事がなかったため、改めて祖父の仕事を知る機会になりました。
専門家向けの内容ばかりなので、当然私にはチンプンカンプンなのですが、、、
ハッと目を惹いたのが、写真の挿画。骨格図(写真上)などの中に、蹄の具合によって牛がO脚やX脚になってしまうということを示した図(写真下)が。
【こ、これは、おじいちゃん。。。
カワイイよ!】
と、驚きと喜びと入り交じった気分を胸に、祖母に頼んで下絵が入ったフォルダを形見分けしてもらったのでした。
それから早8年近くが経ってしまったのですが、ここ数年温めていた「コーヒ―」をテーマにしたラインナップを作るにあたって、この論文の牛に登場してもらうことになりました。
まず最初に作ったのがこちら、
『珈琲つなぎ』手ぬぐい。
これまでにない「ミルク珈琲」のようなモカ茶をベースに、アクセントで濃い珈琲色を入れました。
大きい牛はマグいっぱいの珈琲やミルク、小さい牛は、エスプレッソ。
尻尾におめかしがついた牛は、+スイーツの甘めな仕上がりに。
個展柄の浴衣に見られるような、吉原つなぎや菱つなぎのように、縦につながっているのは牛と珈琲豆。
シンプルな色味なので、珈琲男子へのプレゼントにも、おすすめ。
コーヒーフィルターの形を模した小さなメッセージカードもオマケで付いています。
手ぬぐい『珈琲つなぎ』
1500円
西荻南のキッチン雑貨の専門店、雑貨食堂六貨さん特製の保存瓶も2サイズでご用意。
手ぬぐいの柄に準じて、ブラック・カフェオレ・ブラック(+リボン!)・ミルク・そして小さいサイズはエスプレッソとミルク。
大きめサイズのこちらは、珈琲豆や乾物などを保存するのにとても便利!ワイドな口も出し入れしやすいのです◎
大 2100円 小 1600円
(下記イベントではオマケ付きで販売します)
手元にメモ帖がないとき、よくメモに使ってしまう、アレ。喫茶店のペーパーナプキンをイメージした一筆箋。
クラフト紙と薄手のハトロン紙の二色set。二つ折りになっているので、中にメッセージを書けます。
一筆箋/2色各10枚入
250円
マルチカードとして裏面は無地にしたこちらは、5種類の牛の絵がついた手のひらサイズのミニカード。
背景の珈琲スプラッシュ!をつなげると、実は一枚になるというお楽しみも。
マルチカード
180円
いずれも、gallery cadoccoにて2/7-15に開催の「期間限定西荻茶道部」▼にて発売開始!
2月半ばから、お取り扱い店さんにも順次納品予定です。
美味しい美味しいお茶やコーヒ―、お菓子がズラリならぶ二月の恒例イベントです。
お見逃しなく!