さて!
わが町西荻にて、このたびプレイオンワーズの手ぬぐい展を開催する事になりました。
私の実家でもある信愛書店en=gawa(一昨年の暮れに改装して本屋&フリースペースに変身しました)にて、3月いっぱい開催いたします。
この企画は、3月20日に西荻の北、桃井の原っぱ広場で開催される「西荻ラバーズフェス」
に連動して開催される「24人のイラストレーターズ展」のひとつとして開催されます。
この街に住む、または縁のある24名のイラストレーターのウチの1人としてエントリーすることに。
推して頂いた、実行委員の奥秋さんはじめ皆様、ありがとう!
挿絵や絵本を描くイラストレーターさんとは若干趣が違うかもしれませんが、プレイオンワーズの
製品には、いつも私自身の手描きのイラストやアイデアがググッと詰まっています。
一枚の絵としても面白い手ぬぐい作りを続けていることもあり、お家で手ぬぐいを飾って下さったり、暖簾やカバーとして使って下さっているというお声もちらほらと。
そんな手ぬぐい達を掛け軸のように一堂に掛けてみよう!というのが今回の展示会です。
これまで30種類以上の手ぬぐいをデザインしてきたのですが、現在在庫があって販売可能なものを数えてみたら、これまた丁度良いことに約24種類!(ウソみたい!)
ということで「ニシオギ デ ニシテヌ」というタイトルとなりました。
普段目にする事のない染め用の型紙や、最終図案になる前の原画や下書きなども展示します。
会期中の在廊はしませんが、予定日通りだったら、展示終了前に自分自身の身体が
1→1+1に分割している予定。。。
その後しばらくは怒濤の日々になりそうですが、落ち着いたら、また新しい視点で図案やアイデアを膨らませていけたら良いなと思っています。
3月の西荻は、あちこちで楽しい企画が進行していますので、是非この機会にぶらぶらと楽しんで
くださいねー!
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貸し切りイベント時は一部展示のみご覧頂けます
年齢・男女問わず人気のこちらの手ぬぐいこそ、その名も
「ニシオギタータン」。
「2」本と「4」本のストライプが交差してタータンチェックになっているこのアイデアは、「三津五郎(3・5・6)縞」や「三越(3・2・5・4!)格子」といった古典的なコトバアソビに着想を得たもの。
ニシオギだしな、やはりここは2&4でしょう、という単純なアイデアながら、ご近所の方からは含み笑いと共に?ニシオギとは特に縁のない方からも、格子の手ぬぐいとは珍しい!ということでご愛用いただいています。
そして今回このタイミングでお披露目となるのが、この3月の下旬に二ツ目から真打ちに昇進となる落語家さん台所鬼〆改め「台所おさん」さんの、昇進記念手ぬぐいです!!
実は西荻に在住というご縁もあり、これまでもen=gawaにて落語会を開いたりといったローカル活動もされてきた鬼〆さん。
落語家さんにとって大きな大きな節目となる真打ちへの昇進、新しいお名前への襲名を祝して関係者の皆様にお配りする手ぬぐい。
これまでの販売用のものとはまた違った意気込みで、今回もいくつかのご提案をしました。
その中から、鬼〆さんが気にって下さったのがこちら(完成イメージ図)▶
「台所」というとてもインパクトのあるお名前を活かし、台所道具をヒトに見立てて一席。
ウサギとカエルの鳥獣戯画や国芳の金魚絵も大好きですが、河鍋暁斎の描く妖怪絵や伊藤若冲の付喪神(つくもがみ/古い鍋や薬缶に命が宿って手足が生えて動き出してしまう。。。)などにも、個人的になんとも言えない愛着を感じてきていたのです。
今回は江戸時代の台所でつかわれていたような、薬缶、鍋、団扇、、、といった何でも無い道具達が登場します。
主役は落語でも「へっつい」の名前でよく登場するお釜の落語家さん。
きっと、ズズっと蕎麦をすするシーンを演じているところでしょうね。
真打昇進記念【台所鬼〆落語会】
開場 14:30/開演 15:00
入場料 2,000円/予約料金 1,800円
飲み物付き
2002年3月柳家花緑に入門
2005年二ツ目昇進 「台所鬼〆」と改名
2016年3月下席より真打昇進「台所おさん」と改名
福岡県柳川市生まれの九州男児の江戸っ子。
持ちネタは粗忽噺など勢いのある話。
▶ご予約Tel or Mailまで
03‐3333-4961 / shinaishoten@gmail.com